福島県立医科大学医学部整形外科
 
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コラム「学長からの手紙  〜医師としてのマナー〜」
 
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※1951年に開講した、
当整形外科のロゴマーク。

整形外科学講座は、佐藤孝三先生が1951年(昭和26年)4月に助教授として着任し開講されて以来57年の歳月が経過しました。菊地臣一理事長兼学長は、第5代教授にあたります。平成20年11月からは第6代教授として紺野愼一が就任しました。現在の教室は、臨床、研究、教育のすべてに教室員が全力で取り組んでいます。菊地理事長と紺野教授の常に世界を見据えた指導のもと着実に業績を挙げています。

現在(平成20年11月)の教室員数は、理事長を含めて 66名です。大学には理事長以下 32名(そのうち1名は海外留学中)在籍しており、残りの34名は関連病院で研修中です。大学の人員構成は、助教以上のスタッフが20名、卒後3年目の後期研修医が5名、大学院生が7名です。


専門クリニック

脊椎・側彎症

対 象 疾 患: 脊椎脊髄病全般
治  療  法 : 各種ブロック療法を駆使した保存療法
各疾患に対する手術療法
年間手術件数: 頚椎手術 60件
胸椎手術 15件
腰椎手術 50件
頚椎・腰椎内視鏡手術 10件
脊椎・脊髄腫瘍手術 20件
脊柱側彎症手術 12件
クリニック紹介: 根拠に基づいた医療を提供しています。


骨軟部腫瘍

対 象 疾 患: 骨腫瘍類似疾患(骨嚢腫、線維性骨異形成など)
良性骨腫瘍(軟骨腫、骨巨細胞腫など)
悪性骨腫瘍(骨肉腫、Ewing肉腫など)
良性軟部腫瘍(脂肪腫、神経鞘腫など)
悪性軟部腫瘍(脂肪肉腫、滑膜肉腫など)
癌骨転移
治  療  法 :
  1. 手術療法
    骨腫瘍類似疾患・良性骨腫瘍に対する掻爬術、切除術と人工骨移植による再建術
    悪性骨腫瘍に対する広範切除術と再建用人工関節置換、血管柄付腓骨移植、加温処理骨移植などによる再建術
    良性軟部腫瘍に対する切除術
    悪性軟部腫瘍に対する広範切除術と遊離血管柄付筋皮弁移植、血管移植などによる再建術

  2. がん化学療法
    悪性骨軟部腫瘍に対する多剤併用療法、カフェイン併用療法、動注化学療法

  3. 放射線療法
    術前・術後放射線療法
    症状緩和目的の放射線療法
年間新規
外来患者数:
2006年度: 204人
 良性骨腫瘍・骨腫瘍類似疾患 34
 悪性骨腫瘍 4
 良性軟部腫瘍 65
 悪性軟部腫瘍 16
 癌骨転移 11
 非腫瘍性病変 74

年間手術件数: 2006年度: 39件
 良性骨腫瘍・骨腫瘍類似疾患 9
 悪性骨腫瘍 4
 良性軟部腫瘍 13
 悪性軟部腫瘍 9
 癌骨転移
クリニック紹介: 骨・軟部腫瘍に対する専門的治療を行っています。


股関節

対 象 疾 患: 変形性股関節症(脱臼性股関節症、強直股関節)
大腿骨頭壊死症、関節リウマチ
治  療  法 :
  1. 人工股関節置換術
    低侵襲ー人工股関節置換術、通常法ー人工股関節置換術
    転子下矯正骨切りー人工股関節置換術、脚延長併用ー人工股関節置換術

  2. 骨切り術
    寛骨臼回転骨切り術、骨盤骨切り術、大腿骨骨切り術
    大腿骨頭回転骨切り術(前方、後方)

  3. 年間手術件数(スタッフ関連手術)
    人工股関節置換術:200件(人工股関節再置換術:40件)

  4. 可能な限り股関節機能の回復に取り組みます
クリニック紹介: 股関節疾患の相談も行います。
人工関節手術にあたっては、生活様式にあわせた方法を選択し行います。


膝関節

対 象 疾 患: 変形性膝関節症、関節リウマチ、膝スポーツ傷害
治  療  法 : 低侵襲人工膝関節置換術
関節鏡視下靭帯・半月板手術
軟骨移植術など
年間手術件数: 人工膝関節置換術 50件
鏡視下前十字靭帯再建術 20件
クリニック紹介: 低侵襲手術を行っています。


小児整形外科

対 象 疾 患: 小児股関節疾患(先天性股関節脱臼、ペルテス病、大腿骨頭すべり症など)
先天性疾患(先天性内反足、ブラント病、下肢短縮症など)
麻痺性疾患(脳性麻痺、染色体異常、運動発達遅滞など)斜頚など
治  療  法 : 保存療法(装具療法など)、手術療法
クリニック紹介:

水曜午後に外来を行っています。現在は、おもに福島県総合療育センターに勤務している医師が外来を担当しています。手術などの入院治療が必要な場合は、患者様に郡山市富田町にある福島県総合療育センターに来て頂き、そこで治療を行っています。

手術件数は年間90件程度行っています。(脳性麻痺に対する筋解離術、アキレス腱延長術、先天性股関節脱臼に対する観血的整復術、骨盤骨切り術、先天性内反足に対するアキレス腱切腱術など)


肩関節

対 象 疾 患: 五十肩 腱板断裂、反復性肩関節脱臼、スポーツ肩関節障害
治  療  法 : 肩関節拘縮に対する鏡視下授動術
腱板断裂に対する鏡視下手術
反復性肩関節脱臼に対する鏡視下バンカート修復術
年間手術件数: 腱板断裂に対する鏡視下手術 25例
反復性肩関節脱臼に対する鏡視下手術 15例
クリニック紹介: 肩関節疾患に対する低侵襲手術を行っています。


手の外科・再建外科

対 象 疾 患: 上肢の外傷全般(切断、骨折、脱臼、神経血管損傷、腱損傷など)
末梢神経障害(腕神経叢などの末梢神経損傷、絞扼性神経障害)
四肢の血行障害(血管損傷)
体幹や四肢の組織欠損(外傷、悪性腫瘍)
四肢感染症(主に骨髄炎)
上肢先天異常(多合指、発育不全や手指欠損)
治  療  法 :
  1. 保存療法
    各種ブロック療法による疼痛緩和
    装具療法による手指機能改善

  2. 手術療法(年間約200件)
    マイクロサージャリー(50件)
     切断肢(指)再接着術、手指への足趾移植術
     外傷や感染および腫瘍切除後の血管柄付き遊離組織移植術
     血管移植による血行再建
     神経移植や移行術による麻痺の再建

    マイクロサージャリー以外の手術
     外傷の手術(骨接合、腱縫合など:60件)
     先天異常の再建(15件)
     変形性関節症やリウマチ手の形成術(20件)
     鏡視下手根管開放術、および神経移行術(25件)
     感染症の手術(20件)
     骨軟部腫瘍切除(10件)
クリニック紹介: マイクロサージャリーや低侵襲手術を駆使して、患者様の要望に沿った機能と美容の再建を心がけております。


足の外科

対 象 疾 患: 外反母趾、変形性足関節症、関節リウマチ、麻痺足、内反足、距骨壊死等
治  療  法 : 手術、装具療法
年間手術件数: 外反母趾 10件
関節固定術 10件
足趾切除関節形成術 5件
尖足拘縮、麻痺足に対する観血的受動術、腱移行術 5件
内反足手術 3件
距骨滑車骨軟骨損傷 3件
人工距骨置換術 2件 等
クリニック紹介: 足の痛み、足の変形でお困りの方は気軽に受診してみて下さい。


リウマチクリニック

対 象 疾 患: 関節リウマチ、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎、掌蹠膿庖症性脊椎関節炎
治  療  法 : 手術療法(人工関節置換術など、各クリニック協力)
内服療法、注射療法
生物製剤治療(抗TNF療法)
クリニック紹介: 水曜日午前に外来を行っています。関節の痛みやこわばりのある方はご相談下さい。

 

研究活動

整形外科を受診する患者さんの多くは痛みを主訴としています。そこで教室のテーマとして掲げているのは「痛みの発生メカニズム」です。当教室で現在まで行われてきた基礎研究は、馬尾や神経根の圧迫性神経障害に関する実験で、多くの成果を生みだしてきました。また、椎間板ヘルニアによる神経根障害については、化学的因子による神経根障害に関する研究が盛んに行われています。

>> 「医局の業績」

 

教育活動

  1. 学生教育
    Bed Side Learning(BSL)では、学生と教官がman to manでの教育体制をとっています。目的は、学生に朝から夜まで教官と一緒に行動してもらい、整形外科疾患の理解だけでなく、患者さんへの接し方や医師はどんな生活をしているのかといったことまで見て知ってもらうことにあります。

  2. 卒後教育
    卒後初期臨床研修修了後に、後期研修医として整形外科研修を行っています。 大学附属病院では病棟のチームに所属し、専門医のもと主に慢性疾患について研修します。協力病院では、部長をはじめとする専門医のもと主に急性疾患の診断と治療について研修します。

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